漫画『バナナフィッシュ』光の庭はどこで読める?無料配信アプリ&サイトまとめ

漫画『バナナフィッシュ』光の庭はどこで読める?無料配信アプリ&サイトまとめ

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『光の庭』は単行本『バナナフィッシュ』の19巻に収録されており、電子書籍ストアのめちゃコミックで読むことができます(文庫版『BANANA FISH ANOTHER STORY』にも収録されています)。

他の電子書籍ストアでも読めますが、めちゃコミックでは巻形式での配信のみならず話形式でも配信されているため、19巻に収録されている『光の庭』に限定して購入できるメリットがあります。

『光の庭』のみを読みたい場合、他の電子書籍ストアだと19巻を1冊丸ごと購入する必要がある中、話形式でも配信されている、めちゃコミックなら『光の庭』のみを選べるため、お財布に優しいです。なお、『光の庭』は181話~184話となります。

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配信状況

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あらすじ

『BANANA FISH』の『光の庭』は、本編のクライマックスから7年後のニューヨークを舞台に、遺された人々の姿を描く後日譚です。物語は、プロのカメラマンとして自立した奥村英二と、チャイナタウンのリーダーとして成長したシン・スウ・リンを中心に展開します。

アッシュ・リンクスというあまりにも大きな存在を失った彼らの時間は止まったまま。英二はアッシュの写真を一枚も家に置かず、心に深い喪失感を抱えて生きています。

そんな英二のもとに、カメラマンである伊部俊一の姪・暁が日本から訪れます。暁という名の少女の純粋な視線は、英二とシンの心の奥深くに刻まれたアッシュの記憶を静かに呼び覚まします。

物語のクライマックスでは、英二が開催する写真展において、アッシュの写真が展示されます。この写真はアッシュの本名アスランにちなんで夜明けと題され、アッシュの魂の救済と遺された人々の再生への希望を象徴しています。

登場人物

アッシュ・リンクス

アッシュ・リンクスは本作の主人公であり、初登場時は17歳から最終回で19歳を迎えます。本名はアスラン・ジェイド・カーレンリースで金髪、緑の瞳を持つ並外れて整った容姿を持ち、IQは180以上(マナーハイムの調査では210)という天才的な頭脳の持ち主です。

彼はニューヨークのダウンタウンでストリートキッズグループのボスとして君臨し、射撃やナイフの扱いにも長けた卓越した戦闘能力を持っています。しかし、幼少期からの性的虐待による精神的な外傷や自己嫌悪、罪悪感に苛まれており、常に孤独を抱えています。

廃人となった兄グリフィンを襲ったBANANA FISHの謎を追ううちに、コルシカ・マフィアのボスであるディノ・ゴルツィネと敵対。アッシュにとって日本人の奥村英二との出会いが心の救いとなり、無償の愛を知ることで癒されていきますが、英二の存在が彼にとって最大にして唯一の弱点です。

奥村英二

奥村英二は日本人の大学生で、カメラマン助手としてニューヨークのストリートキッズを取材中にアッシュと出会いました。アッシュより2歳年上ですが童顔で東洋人であるため、アメリカでは実年齢よりもかなり若く見られがちです。

彼はアッシュが最も信頼し、唯一心を許すことのできる人物であり、アッシュにとってかけがえのない大切な存在です。アッシュとは対照的に明るく穏やかな性格ですが、時には無鉄砲で頑固な一面も見せます。

高校時代はインターハイで2位の実力を持つ棒高跳の選手でしたが、怪我で跳べなくなりスランプに陥っていました。本編終了の7年後を描いた『光の庭』では、26歳でプロのカメラマンとしてニューヨークで自立し、定期的に個展を開くほどの人気を得ています。

ディノ・ゴルツィネ

ディノ・フランシス・ゴルツィネは、コルシカ・マフィアのボスであり、ニューヨークの裏社会で権力を持つ人物です。彼はアッシュの才能を見抜き後継者として育てていましたが、少年愛の性癖からアッシュを男娼として利用した過去があります。

BANANA FISHという薬物を用いてアメリカの政財界を支配する陰謀を目論んでおり、アッシュと激しく対立。アッシュに裏切られて以降も彼に対して愛憎入り混じった感情を抱き続け、何度も捕らえようとしますが、殺すことはしませんでした。

物語の終盤、アッシュに人質に取られた際に傭兵のフォックスに撃たれますが、死に瀕しながらもフォックスを射殺して炎の中で絶命します。

李月龍

李月龍(リー・ユエルン)は、中国系マフィアを支配する李家の末弟で、アメリカ名はユーシスです。整った顔立ちで長髪のため、女性に間違えられることがあります。6歳の頃から数万種の薬草や毒、劇薬に関する知識に長けており、BANANA FISHの組成についても深く迫ります。

自分の母親を殺した異母兄たちを抹殺し、李家で実権を握る苛烈な一面を持っています。自分と同じような過酷な境遇にありながら、英二という無二の存在を得たアッシュに対して、羨望と嫉妬の入り混じった感情を抱き敵対します。

英二に対して強い憎しみを持ち、命を狙うこともありましたが、本編の結末後はシンと和解し、彼の補佐のもとチャイナタウンの再建に取り組みます。

シン・スウ・リン

シン・スウ・リンは、アッシュの親友であったショーター・ウォン亡き後、チャイニーズのストリートキッズのボスとなった少年です。初登場時は14歳ですが、優れた才気と指導力を持ち、世話好きな性格でもあります。

窮地に陥っても強気で明るさを失わず、俊敏な行動力を持っています。ショーターが殺された直後はアッシュを憎悪しましたが、真相を知ってからはアッシュと英二に協力的な立場となります。

本編終了後の『光の庭』では、7年後の21歳で大学生でありながらチャイナタウンのリーダーとして成長し、英二の最も近しい理解者として彼を支え続けています。彼は後に『YASHA-夜叉-』や『イヴの眠り』といった作者の他の作品にも重要人物として登場するほどです。

マックス・ロボ

マックス・ロボ(本名:マックス・グレンリード)は元ニューヨーク市警の警官を経て、フリーのジャーナリストとなった人物です。彼はベトナム戦争でアッシュの兄グリフィンと戦友でしたが、事件後は顔を合わせることがありませんでした。

殺人の冤罪で刑務所に収監されたアッシュと出会い、BANANA FISHの調査を続けていたことから、行動を共にすることになります。アッシュの良き理解者として、父親のように接する存在です。

BANANA FISHを巡る事件を追う中で元妻のジェシカ・ランディとの愛情を再確認し、復縁します。事件の終結後、マックスはジェシカと再び結婚し、平和な日常を取り戻した数少ない人物の一人です。

ブランカ

ブランカ(本名:セルゲイ・ヴァリシコフ)は、かつてアッシュに戦闘技術を教えた家庭教師の一人であり、プロの殺し屋です。KGBの中佐だった経歴を持ち、妻をKGBの手で失った後、国と名前を捨てました。

コードネームのブランカ(白)は妻の出身地である白ロシア、現在のベラルーシにちなんでいます。冷静沈着で常に飄々とした態度を崩しませんが、戦闘能力は作中最強クラスであり、アッシュすら手も足も出ないほどの実力を持っています。

ディノ・ゴルツィネに雇われてアッシュの敵に回るものの、かつて心を開きかけたアッシュを気にかけており、後に彼やシンの味方となってバックアップします。物語の終盤、アッシュをカリブへ誘いますが断られ、事件終結後はカリブへと去って行きました。

見どころ

アッシュと英二の魂の絆

アッシュ・リンクスと奥村英二の間に結ばれた絆は本作の最も重要なテーマであり、多くの読者を感動させる部分です。アッシュは完璧な容姿と知能、戦闘能力を持ちながら壮絶な過去と孤独を背負い、誰にも本当の自分を理解されない苦しみを抱えていました。

そんな彼に対し、日本から来た一般人である英二は無償の愛と純粋さをもって接し、アッシュの心の傷や孤独を見抜き、彼に心の安らぎを与えます。英二の存在はアッシュにとってこの世にただ一人、見返りもなく自分を気にかけてくれる生まれて初めての幸福な気分をもたらしました。

二人の関係は単なる友情や恋愛という言葉では言い表せない、魂の奥深いところで結びついた特別なものとして描かれています。英二は力が強く頭も良いアッシュを、逆に自分が守らなければならない存在だと感じており、その純粋でひたむきな想いがアッシュを救っていきました。

ハードボイルドな世界観

『BANANA FISH』は、1980年代(アニメ版では現代)のニューヨークのダウンタウンを舞台に、クライムサスペンス、アクション、ハードロマンの要素が織り交ぜられたハードボイルドな世界観が特徴です。

物語は一般的な少女漫画のジャンルを超え、マフィアの抗争、ドラッグ、未成年売買、人種紛争といった社会的な闇や犯罪の描写がリアルです。主人公のアッシュは、ストリートギャングのボスとして、常に冷酷非情な態度を崩さず、暴力と血生臭い事件が渦巻く世界で生きています。

こうした過酷な現実が、アッシュをはじめとする登場人物たちの内面的な葛藤や、繊細な感情の機微を際立たせています。映画的なストーリー展開と緻密な人間描写、そして社会の光と影を鋭く切り取る吉田秋生先生の作風が、色褪せない名作として多くの読者を魅了する要因となっているのです。

BANANA FISHを巡る陰謀

物語の根幹にあるのは謎の薬物BANANA FISHを巡るマフィアや軍、政府関係者を巻き込んだ巨大な陰謀です。BANANA FISHは複数のアルカロイドを含む薬物であり、投与された人間に完全な薬物暗示を施すことで自我を完全に破壊する恐ろしい効力を持っています。

アッシュの兄グリフィンがこの薬物により廃人となり、親友のショーター・ウォンが暗示によって英二を殺害しようとした際、アッシュ自身が彼を射殺するという悲劇も発生しました。

コルシカ・マフィアのボスであるディノ・ゴルツィネは、BANANA FISHを中米でのクーデター発生に利用し、南米からのヘロインルートを手に入れようと画策していました。

アッシュはこの悪魔の発明とデータ、サンプルを巡り、ゴルツィネをはじめとする巨大な組織や、フォックス大佐率いる傭兵部隊との最後の戦いを繰り広げます。

作者

『BANANA FISH』の作者は、日本の女性漫画家である吉田秋生(よしだ あきみ)先生です。1956年東京都渋谷区生まれで、武蔵野美術大学を卒業後、1977年に別冊少女コミック(現・ベツコミ)に掲載された短編でデビューしました。

彼女の作品は、緻密なストーリーテリングと深いキャラクター描写、そして社会的なテーマを鋭く切り取る作風で知られています。代表作には『BANANA FISH』の他、映画化された『海街diary』、サスペンス作品の『YASHA-夜叉-』や『吉祥天女』など、数多くの名作があります。

『BANANA FISH』は1985年5月号から1994年4月号まで連載され、連載開始40周年を記念した企画も実施されています。彼女は自身の愛読書であるJ・D・サリンジャーの小説『バナナフィッシュにうってつけの日』からタイトルの着想を得るなど、作品の中でアメリカ文学への関心を示しています。

評判

良い評判

良い評判としては、アッシュと英二の魂の絆に対する深い感動が挙げられます。アッシュが英二と出会ったことで、孤独から解放され、初めて真の幸福を知る描写は多くの読者の心を打ちました。

また、物語全体が持つハードボイルドなサスペンス要素、ドラッグやマフィアが絡む骨太なストーリー展開が、従来の少女漫画の枠を超えた作品として高く評価されています。

番外編『光の庭』は本編の衝撃的な結末に対し、残された英二やシンがアッシュの記憶と共に未来へ歩み出す再生の物語として、多くのファンにとって心の救済となりました。

英二の個展でアッシュの写真に付けられたタイトルが「夜明け」を意味する「アスラン」であったことは、アッシュの魂の解放と未来への希望を象徴していると解釈され、深く感動を呼んでいます。

シン・スウ・リンをはじめとするサブキャラクターたちの成長と人間的な深まりも、作品の魅力として評価されています。

悪い評判

『BANANA FISH』の結末については、アッシュ・リンクスが死亡する悲劇的な幕引きだったため、多くの読者に大きな衝撃と深い悲しみを与えました。彼の死は救済であったという解釈がある一方で、ようやく自由になれる直前での死は、理不尽でやるせない結末だと感じたファンも少なくありません。

そのため、一部の読者はアッシュが生きて幸せになるハッピーエンドを強く望んでおり、最終回を読み返せないほどのトラウマや絶望感を感じています。

作中に描かれるアッシュと英二の関係性について純粋な魂の絆だと捉える読者が多い反面、一部にはBL要素が濃いと感じ、作品を素直に受け入れられない意見もあります。

後日談である『光の庭』で残された英二の苦しみや喪失感の深さを改めて目にし、悲しさが増したという感想も見受けられます。結末が悲劇か救済かという点については読者間で解釈が分かれることも、特徴の一つです。

感想・評価

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