死に役はごめんなので好きにさせてもらいます どこで読める?ピッコマやAmazon Kindleは?

死に役はごめんなので好きにさせてもらいます どこで読める?ピッコマやAmazon Kindleは?

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作品紹介(ネタバレあり)

あらすじ

幼馴染のデュークを婚約者として一途に支え続けてきましたフェリシア。ところがある日、突然よみがえった前世の記憶によって、自分が物語の中で死ぬためだけの役であることを知ってしまいます。

本来のストーリーでは、フェリシアの悲しい死がきっかけとなって、デュークとヒロインが結ばれるはずでした。そんな理不尽な運命に納得がいかない彼女は、自分の命を守るため、彼への恋心をきっぱりと捨てる決意を固めたのです。

フェリシアはこれまでのデューク優先だった毎日を改め、自分の好きなことを心ゆくまで楽しみ始め、デュークは当たり前だと思っていた彼女の献身がふっと消えたことで初めて、自分がいかに傲慢だったかを思い知らされることになります。

作者

島藤ゆかり

橋本彩里

登場人物

フェリシア・オルブライト

フェリシア・オルブライトはキラキラ輝く金の髪と、エメラルドのような瞳が印象的なオルブライト侯爵家の令嬢です。以前は婚約者のデュークに首ったけで、自分の時間はすべて彼のために捧げるほど健気に尽くしていました。

前世の記憶を取り戻したことで状況は一変。自分が物語を盛り上げるために死ぬ役だと知って愕然とするものの、運命に抗うことを決意し、デュークへの恋心に区切りをつけて婚約解消に向けて自立への道を歩み始めます。

新しい趣味や友人との出会いを通して今は自分の命を守り、後悔のない人生を掴み取ろうと毎日を一生懸命に生きています。

デューク・ウォルフォード

デューク・ウォルフォードはウォルフォード公爵家の跡取りで、つややかな濃紺の髪が目を引くクールな美男子です。王太子の側近として多忙な日々を送り、何でも完璧にこなすエリートとして周囲から一目置かれています。

かつてはフェリシアからの献身的な愛をあって当たり前だと思い込み、彼女の気持ちを蔑ろにしていましたが、彼女が急に距離を置き始めたことでようやく自分がどれほど彼女に支えられていたかに気づきます。

現在はこれまでの余裕をかなぐり捨て、振り向いてもらおうと必死にアプローチを続けています。冷たくあしらわれるたびに焦りを募らせる少し不器用な一面も。

ベリンダ・マッケラン

ベリンダ・マッケランは隣国からやってきた留学生で、物語本来のヒロインとなるはずだった少女です。高貴な身分でありながら、学園に着いた初日に馬車事故に遭うという不運に見舞われてしまいます。

その窮地をデュークに救われたことで、彼にすっかり心を寄せるように。事故のショックから情緒不安定になり、デュークのそばを離れようとしないことから、フェリシアとの関係に複雑な影を落とします。

彼女の登場はフェリシアにとって死の運命が近づいているサインであり、図らずも物語の強制力を象徴するような存在となっています。

ジャクリーン・モンティス

ジャクリーン・モンティスは王太子の婚約者候補として筆頭に挙げられる誇り高き公爵令嬢です。最初は近寄りがたく見えましたが、趣味を通じてフェリシアとは何でも話し合える無二の親友になります。

お洒落なアクセサリー作りが大好きで、その熱意はプロの職人も顔負けなほど。デューク一筋だったフェリシアに自分らしく楽しむことを教えた人生の恩人と言える存在です。

また、親友を傷つける相手にはたとえ相手が誰であっても毅然と意見する頼もしさがあり、迷いながら進むフェリシアをいつも力強く支えています。

ケネス・ヘンウッド

ケネス・ヘンウッドはフェリシアと同じ学園に通う、穏やかで誠実な伯爵令息です。宝石やアクセサリー作りにかけてはプロ級の腕を持っており、工房では指導役を務めるほどの確かな技術を持っています。

フェリシアが初めて手掛けた作品を丁寧に修繕してあげるなど、技術的な面から彼女の創作活動を温かくサポートしてくれます。デュークとの関係に悩む彼女にとって、彼との時間はホッと一息つける大切な安らぎです。

フェリシアの才能をいち早く認め、対等なものづくり仲間として彼女が新しい一歩を踏み出すための背中を優しく押してくれています。

見どころ

死に役の運命を回避する決意

物語の引き立て役として死ぬなんて、絶対にお断りという決意から、フェリシアの逆転劇が始まります。彼女がまず手掛けたのは、これまで盲目的に慕っていた婚約者・デュークとの距離を置くこと。

長年捧げてきた献身をきっぱりと捨て、自らの命を守るために知恵を絞る彼女の姿が本作の大きな見どころです。

ただ逃げるだけでなく、自分を狙う可能性のある人物を突き止めようと徹底して情報を集める行動力や、誰かの愛を深めるための犠牲にはならないという真っ直ぐな意志に、思わず応援したくなることでしょう。

無関心だった婚約者の焦燥

あんなに自分を追いかけていたのに、ある日を境にぷっつりと姿を見せなくなるフェリシアの豹変ぶりに、それまでクールだったデュークが動揺し始める様子も見逃せません。

無口だった彼が失いかけて初めて大切さに気づき、関係を修復しようと必死に言葉を紡ぐ姿には人間らしい愛おしさが感じられます。特にフェリシアが他の男性と親しげに笑う場面を目撃し、デュークが隠しきれない嫉妬を露わにするシーンは必見です。

趣味の制作で見出す新たな喜び

デュークのことばかり考えていた時間を大好きなアクセサリー作りに充てることで、フェリシアは本当の幸福を見つけていく点も見どころです。どんな素材を組み合わせようか悩み、自分の手で理想の形を作り上げていく喜びは彼女の心を癒やしていきます。

手作りの髪飾りを孤児院の子供たちに贈ってその笑顔に触れる中で彼女は誰かの役に立てると充実感を味わい、これは誰かに一方的に尽くすのとは違う彼女自身が選んだ主体的な生き方です。

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