理想郷女子図鑑はどこで読める?無料の漫画配信アプリ(raw以外)まとめ

理想郷女子図鑑はどこで読める?無料の漫画配信アプリ(raw以外)まとめ

PR|本ページの情報は2026年1月時点のものです。最新の配信状況は各サイトにてご確認ください。

『理想郷女子図鑑~私の結婚生活、とっても幸せです~』の漫画は、コミックシーモアで読むことができます。他の一部電子書籍サービスでも配信されていますが、コミックシーモアにて先行配信されている作品です。

お得コミックシーモアにて新規限定70%OFFクーポン配布中!

配信サービス一覧

サービス名配信状況公式サイト
コミックシーモア アイコン
コミックシーモア
★先行配信
配信中公式サイトへ
ブックライブ アイコン
ブックライブ
配信なし
めちゃコミック アイコン
めちゃコミック
配信なし
まんが王国 アイコン
まんが王国
配信なし
Amazon Kindle アイコン
Amazon Kindle
配信なし

作品紹介

あらすじ

『理想郷女子図鑑~私の結婚生活、とっても幸せです~』は、恋愛や結婚に理想郷を求める女性たちが、不思議な道具と出会う様子をオムニバス形式で描いた世にも奇妙なマリッジストーリーです。

物語の主人公となる女性たちは、各話で異なる道具を手にし、運命を変えていきます。婚活の失敗、承認欲求の欠乏、夫の不倫など、人生に行き詰まりを感じた時に、謎のウェブサイト理想郷雑貨の広告を目にしました。

登場するアイテムは理想郷眼鏡、セルフ質問箱、絶縁アルバム、義母招き猫、すくすく短冊など、一見すると悩みを解決してくれる夢のような道具です。これらの道具は安価で手に入りますが、それぞれに厳しい制約や恐ろしい副作用が隠されています。

道具の力で一時的に理想を叶えたかに見えますが、使用者の欲望は増幅し、現実との摩擦や対話を避けた結果、静かに破滅的な末路を迎えるのが本作の構造です。理想を追い求める人間の弱さや醜さを描いた、スリル満点で予測不能な物語となっています。

作者

『理想郷女子図鑑~私の結婚生活、とっても幸せです~』の原作は江坂純先生、漫画は山田シロ彦先生が担当しています。

原作の江坂純先生は、ノベライズ作家としても知られており、『ONE PIECE novel HEROINES』や『NARUTO―ナルトー烈伝シリーズ』などを手がけました。2021年には『she is beautiful』で漫画原作としてデビューしています。

江坂純先生は本作のテーマを物欲やプライド、嫉妬にまみれた女性たちが奇妙な道具を手にすることから始まる連作短編集であると述べています。彼女たちは欲深いものの、どこにでもいる普通の人間で、その数奇な日常が描かれます。

漫画を担当する山田シロ彦先生は、2017年に集英社「週刊ヤングジャンプ」にて、チアリーディングを題材にした『凛とチア。』で初連載しました。その他にも『青年少女よ、春を貪れ。』や小説『早朝始発の殺風景』のコミカライズを手がけています。

山田シロ彦先生は、本作に登場する女子たちがシナリオを読んで噴き出すほどの癖の強さを持っているとしつつも、彼女たちなりに必死でどこか憎めなさがあるキャラクターだと表現しています。

登場人物

鹿本リエ

鹿本リエは第1話の理想郷眼鏡編の主人公を務める34歳の独身女性です。自他ともに認める美女として育ちましたが、恋愛や結婚に求める理想が非常に高かったため、婚期を逃してしまいました。

30代になり金銭的な不安も抱えるようになり結婚相談所に入会しますが、紹介される男性は理想とはかけ離れた容姿の人物ばかり。その中で年収1200万円の本庄という醜男とデートすることになりますが、生理的に受け付けられません。

悩みの解決を求めてリエが手に入れたのが、かけると周りの人が理想の顔に見える理想郷眼鏡です。眼鏡の力で本庄が理想のイケメンに見えるようになり、リエは彼と結婚して港区のマンションで新生活を始めました。

しかし、リエの浪費癖が原因で本庄と喧嘩になった際、眼鏡が割れてしまい本庄の醜い素顔が露呈。さらにここで衝撃の事実が明らかになりました。

木更津ミノリ

木更津ミノリは、第2話のセルフ質問箱編の主人公である25歳の大学職員です。彼女は控えめな性格を装っていますが、内面には強い承認欲求を抱えており、誰かに認められたいと強く願っていました。

そんなミノリは、聞かれたいことを紙に書いて入れると誰かが質問してくれるセルフ質問箱を手に入れます。ミノリは本来の用途とは異なり、この道具を悪用し、彼氏の陽に自分が言われたい言葉を繰り返し言わせ、操り人形のようにして結婚へと導きました。

幸せな結婚生活を送っているつもりでしたが、陽はミノリが書いた大量の質問メモを発見し、自分が操られていたことに気づき、彼女の元を去ってしまいます。夫に逃げられた後も依存を止められないミノリは、箱に子供を作らないかと質問を書き込みます。

セルフ質問箱には、願いがその日のうちに必ず叶うという制約があり、対象者が不在の場合は深夜0時直前に誰かが強制的に叶えに来る恐ろしいルールがありました。

陽が不倫相手と旅行中で不在の深夜0時、ミノリの家にチャイムが鳴りドアの前には願いを強制的に実行するために現れた見知らぬ男が立っていたのです。

久我山サナエ

久我山サナエは第3話の絶縁アルバム編の主人公で、32歳の看護師です。彼女は仕事と育児に追われながら、夫である大輝が不倫している現場を目撃し、夫を消したいとさえ思うほど悩んでいました。

同僚の麻衣美から、写真を入れるとその人物と縁が切れる絶縁アルバムを譲り受けますが、アルバムの空き枠は残り1枚しかありません。夫が不倫相手との間で子供について可愛くない、自分の子ではないかもしれないという内容のLINEを送っていたことを知り、道具の使用を決断します。

サナエが写真をアルバムに入れると翌日、麻衣美が事故で亡くなったことを聞かされます。麻衣美こそが夫の不倫相手であり、サナエはそれを知った上で絶縁を選んだことが判明しました。

堀内マリカ

堀内マリカは第4話の義母招き猫編の主人公である28歳のバツイチ女性です。前の結婚生活で義母の存在に強いトラウマを抱えており、再婚相手を選ぶ際には義母が良い人物であることを絶対条件にしていました。

彼女は結婚相手の母親を自宅に呼び出し、2時間限定で審査できる義母招き猫を使い始めます。この道具は時間が経つと母親の記憶が消えるため、マリカは安心感を求めて義母面接を繰り返します。

審査を繰り返すうちマリカの基準は厳しくなり、中には一夫多妻制の家庭の母親を呼び出してしまう異常な事態も発生。最終的に理想に近い義母を引き当てた男性と交際を進めようとした矢先、元夫と遭遇し、義母に子供を奪われた過去の記憶が蘇ってしまいます。

すべての原因を元夫の母親にあると考えたマリカは、義母招き猫に元夫の名前を書き込み、義母を呼び出します。

河野アユミ

河野アユミは第5話のすくすく短冊編の主人公である25歳の母親です。彼女は東大出身の夫(マナブ)を持つため、娘の琴葉が周囲の子供に比べて成長が遅いことに焦りと劣等感を抱いていました。

アユミ自身は第1話の主人公である鹿本リエの妹であり、姉のようにならないため早くに婚活を済ませています。彼女は友達よりも達成したいことを書き込むことで1年に1回願いが叶うという、すくすく短冊を手に入れました。

短冊を使い娘の琴葉は言葉や見た目の美しさ、学力といった他者の長所をコピーするように成長し、最終的に東大に入学するほど優秀になったのです。しかしアユミは琴葉が求める親密さを無視して「バカな子が嫌い」と突き放すなど、教育の暴走によって親子関係が崩壊します。

見どころ

世にも奇妙な物語

『理想郷女子図鑑~私の結婚生活、とっても幸せです~』最大の魅力は、作品タイトルからは想定できない世にも奇妙な出来事を通して人間の闇を描くマリッジストーリーである点です。

本作は日本のオムニバスドラマや、藤子不二雄A氏の『笑ゥせぇるすまん』のような、教訓めいた棘が潜むブラックコメディやサイコホラーの要素を持ちます。

物語の導入は非常に現実的で婚活の焦りや承認欲求の渇き、夫婦間の不信といった、読者が共感しやすい日常の悩みが起点となります。その解決策として、SNS広告のような導線から「理想郷雑貨」のアイテムが安価に提示されることで、日常が非日常へと一気に変質していきます。

アイテムの力によって願いが叶う過程で主人公たちは倫理観を静かに歪ませ、想像を超える破滅的な結末へと突き進みます。このスリルと次にどんな奇妙な道具が登場し、主人公がどのような運命を辿るのか予測不可能なところが、本作一番の見どころです。

道具依存による破滅

本作の見どころは、主人公たちが不思議な道具に依存し、自ら破滅の道を選んでいく過程のリアルさです。理想郷雑貨のアイテムは、使用者にとって都合の良い「ショートカット」を提供することで、人間関係において最も重要な対話や努力を不要にしてしまいます。

例えば木更津ミノリがセルフ質問箱で欲しい言葉を陽に言わせ続けた結果、夫婦の関係は対話ではなく「言葉の回収」作業にすり替わってしまいました。このような道具依存は、最初は自己防衛や願望成就のために始まりますが、使用を続けるうちに依存性が増し、道具なしではいられなくなる状態に陥ります。

鹿本リエのケースでは、理想郷眼鏡が壊れても現実の夫を愛する道を選ばず、狂気に満ちた手段で道具による理想の幻を維持することに固執します。道具にのめり込んだ女性たちは、周りの状況を考えず自分の思い通りに使おうとするあまり、最終的には救いのない自業自得の末路を迎えます。

欲望の歪みと末路

本作は女性たちの欲深さ、中でも理想や承認欲求が道具によって極端に歪み、暴走する様子を鋭く描いています。道具は使用者の根底にある欲望を増幅させる装置として機能し、自分自身の行為を正当化させていきます。

河野アユミのすくすく短冊編では、娘の成長への切実な願いが、短冊の「略奪」という仕組みによって、娘を自分の理想の人生を彩るための道具として扱う暴走へと変貌しました。

堀内マリカは義母面接を繰り返すうちに自己防衛から選別への依存を深め、最終的には元夫の義母への復讐という加害行為にまで踏み込みます。

結末が読者に強い衝撃を与えるのは、道具が使用者を断罪するのではなく、本人の欲望に沿う形で人間性や倫理のラインがゆっくりと削り取られていく点です。道具による幸せはまやかしであり、得たものは虚構と破滅だけなのです。

夫婦関係の崩壊

本作は結婚生活の理想を求める女性たちがアイテムを使うことで、夫婦関係が修復不可能な形で崩壊していく様を描く点も見どころです。道具は、夫婦間の信頼や真実の愛といった土台を巧妙に侵食していきます。

例えば久我山サナエの場合、夫の不倫に加えて子供の血縁に関する最大の秘密が絡み、夫婦間の信頼は完全に崩壊しました。サナエは不倫相手を消すことで一時的な平穏を取り戻しますが、夫側も絶縁アルバムの購入を検討している様子が描かれ、夫婦関係は静かな疑念の連鎖による破滅へと向かっています。

道具による偽りの安心や支配によって、夫婦はお互いの真の姿や感情を見なくなり、結果的に静かに地獄のような関係を継続させられてしまうのです。

感想・評価

コメントする